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アフリカ・ルワンダ オフショア開発 / 進出支援コンサルティング
アフリカ・ルワンダ オフショア開発 / 進出支援コンサルティング

昨年度に引き続き、2013年度 JETRO開発輸入企画に採択されました。
2012年度の実績を元に、引き続きオフショア事業の展開を拡大して参ります。

以下、JETROプレスリリースより
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アフリカ開発輸入ビジネス支援の対象に6案件を採択

ジェトロは、日本企業の対アフリカビジネス支援を行っておりますが、第5回アフリカ開発会議(TICAD V、2013年6月横浜で開催)を前に、より一層、アフリカビジネスに関心のある日本企業を支援します。その一環として、アフリカ諸国54カ国を対象とする開発輸入企画を日本企業から公募しました。
この度、下記のとおり6件の応募案件を採択しました。 これら案件に対しては、開発輸入にかかる情報提供や経費負担等の支援を行います。(1件あたりの上限額は500万円)
6案件の対象産品は、雑貨や農産品に加え、ITソフトなど、ハードからソフトまで多岐に渡ります。

株式会社ランドは、日本市場では未だ珍しいタンザニア・ザンジバル諸島産のクローブなどのエッセンシャルオイルに着目し、日本市場の品質に見合うエッセンシャルオイルの抽出や容器充填方法等を現地指導すると共に、付加価値のある関連製品の製造を現地で行い、日本での輸入販売に挑戦します。
兼松株式会社は、ブルキナファソで食用胡麻の栽培を行い、直接取引による開発輸入に取り組みます。世界的な胡麻の消費量は拡大していますが、日本の主な調達先である中南米産の食用胡麻は、連作障害や他産業へのシフトによる労働力減少等により、供給量が年々逼迫してきています。これを踏まえ、中南米に変わる代替産地としてブルキナファソで食用胡麻を栽培し、現地生産者と直接取引をすることにより、調達先の多角化とコスト削減を狙います。また、ブルキナファソを含め、アフリカにおける胡麻栽培は搾油用が中心ですが、より付加価値の高い食用胡麻を栽培することにより、現地生産者の収入増加や栽培ノウハウの移転等の現地寄与が可能となります。
第一紡績株式会社は、フェアトレード認証を取得した綿花をセネガルから輸入し、熊本県にある日本の自社工場で製品化し、販売します。これにより実現すれば、2004年から途絶えていたセネガルからの綿花輸入が再開することになります。
丸紅ケミックス株式会社は、ビーズワックス製造専業業者の三木化学工業株式会社と連携し、安全性の観点から需要が増加しているタンザニア産ビーズワックスについて、異物混入対策や収穫効率改善等の開発指導を通じた供給量の安定化を図ると共に、更なる調達先の多角化を目指し、エチオピアやマダガスカル産ビーズワックスの開発輸入も併せて取り組みます。

今回採択した案件は、特定の地域に極度に依存する産品の調達先の多角化を目指すものや、アフリカ輸入ビジネスにおいて直面する課題を解決し、ビジネスの拡大と円滑化を目指すものなどです。採択に当たっては、新規性やオリジナル性などの日本市場ニーズと、技術移転や雇用創出などの現地社会への寄与などを基準としました。

ジェトロは、これら6件への支援を通じて、日本企業の調達先の多角化を側面支援すると共に、開発途上国産品の開発指導を通じた現地社会への貢献を目指します。

原文: http://www.jetro.go.jp/news/announcement/20130425615-news