皆さまこんにちは!
いかがお過ごしでしょうか。
今週もアフリカでの動きに関する最新ニュースをお送りさせていただきます!
お時間のある際にぜひご覧になってください!
コロナウイルスの影響が日々増しておりますが、皆さまどうぞご自愛ください。
記事1:『COVID-19: How Africa is coping despite fragile healthcare systems』
記事リンク:
内容と背景:
まずはじめに、皆さんご存知の通り現在世界中で猛威をふるっているコロナウィルス(COVID-19)に関するアフリカの現状、また貧弱な医療体制のなかアフリカ各国がどのように対処しているのかについて解説している記事をご紹介しています。
サハラ以南のアフリカでは2月28日にナイジェリアで初の感染症例が報告され、その後、ケニア、エチオピア、ルワンダと症例報告が続きました。多くのケースで海外からの帰国者が感染源となったことからアフリカでは現在空港封鎖や外出禁止令などの対応をとっている国が多くなっています。
記事によるとWHO局長のTedross Adhanom Ghebreyesus博士はまず診断への機会の提供と、診断能力の向上が必要であるとし、サハラ以南のアフリカ諸国にできる限りの投資を行うと述べています。
記事後半ではルワンダにおける具体的な取り組みに関して述べられています。医療インフラが不十分である地域が多いからこそ、感染が広まる前に迅速な対策をとろうと力を尽くすアフリカ諸国。今後医療体制の貧弱な地域での感染拡大防止の為には国を挙げた対処が重要となりそうです。アフリカに限らず、世界中での感染拡大が収まる事を願ってやみません。
記事2:『How An Innovation Lab In West Africa Is Helping The World Check COVID-19 By Developing Rapid 10-Minute Test Kit』
記事リンク:
https://weetracker.com/2020/03/13/senegal-develop-coronavirus-test-kit/
内容と背景:
次は、コロナウイルスの検査キット開発の情報についてお届けします。
西アフリカのセネガルのイノベーションラボが、英国と共同し、わずか10分で結果を出すコロナウイルス用の迅速検査キットの開発を行っているようです。
CNNの報告によると、セネガルのイノベーションラボは、英国に拠点を置く研究所であるMologicや他の5つの国際的な研究機関と提携して、セネガルに拠点を置く製造施設であるDiaTropixによって製造されるテストキットの開発を共同で行っています。
英国の首相は、先週Mologic研究所を訪問し、この開発を支援するために5,800万米ドルの資金を投入すると発表しました。
関連記事:
- Senegal partners with UK lab to develop a hand-held coronavirus test kit –Link
記事3:『’EAC I Deserve’ campaign launched in Kigali』
記事リンク:
https://www.ippmedia.com/en/news/‘eac-i-deserve’-campaign-launched-kigali
内容と背景:
こちらは先週の投稿の冒頭でも扱いましたEACに関する記事です。2001年に設立されたEACは今年2020年でなんと20年目を迎えるということで、記事によると20周年を記念するキャンペーンが実施されるとのこと。
記事では、キャンペーンの目的がEAC域内の市民に対してこの20年間の経済統合が生活にもたらした影響を考えてもらう機会を提供することであると述べられており、さらにルワンダのアフリカ協力局長Gitera氏はこのキャンペーンが東アフリカでの経済統合強化の気運上昇につながれば良いと述べています。
経済統合において市民社会への浸透を図るには良いキャンペーンとなりそうですね。
関連記事
- EAC marks 20th Anniversary –Link
記事4:『Africa’s Free Trade Agreement, The 4IR, Their Economic Link And A Vital Question About Preparedness』
記事リンク:
https://weetracker.com/2020/03/12/africa-the-afcfta-and-the-4ir-link-preparedness/
内容と背景:
アフリカ大陸自由貿易圏(AfCFTA)の正式な開始を今年の7月1日に控え、様々なディスカッションが巻き起こっています。そもそも似たような貿易性質(農業ならば周辺国で同じような作物を輸出する傾向など)をどのようにして多様化するのか、あるいは、自国の産業を守りきれるのか、そしてすでにあるレベルまでに達している場合、この自由貿易圏に入ることにメリットがあるのかなどなど。
また、第4次産業革命も話題に多く上がってきている現在にあって、第1・2・3次の産業革命では他大陸・他国の後塵を拝したアフリカが、ICTの発展を生かして第4次産業革命ではこれまでとは違いを生み出せるのか?という疑問を投げかけ、「アフリカ大陸自由貿易」と「第4次産業革命」を中心に展開しているのが今回の記事。
各国が進めている統合への動きであったり、デジタル分野でのアフリカの近年の多くの投資誘致成功例とその規模、スタートアップ企業を中心とした世界的な第4次産業革命の動きへの呼応率の高まりなどから、そしてAfCFTAが持つシンボル性とそこに向けて働こうとする気運の高まりから、両者は似ているところがあるとともに、共存して取り組めるのではないかと記事では話しています。
7月1日に向けて様々な動きが起こりそうですので、目が離せませんね。
関連記事:
- 「South Africa’s Wamkele Mene sworn in as first AfCFTA secretary-general」 – Link
記事5:『East Africa eyes 2 million jobs from continent-wide trade pact』
記事リンク:
内容と背景:
さて、アフリカ大陸自由貿易圏(AfCFTA)に関する話題も増えてきました。今回は東アフリカにおける影響を書いた記事を。アフリカを地域別に見た時、ブルンジ、ケニア、ルワンダ、南スーダン、タンザニア、ウガンダが所属する東アフリカ共同体(EAC)は高い成長率を記録するアフリカの中でも一目が置かれる成長率を記録しています。そしてこのAfCFTAによってもさらなる成長率が見込まれています。
EACにエチオピアを加えて考察している今回の記事では、AfCFTAの施行によって、農作物や織物、軽製造品などの大陸内への輸出を中心に約11億ドル(約1100億円)の経済効果が得られるのではないかと報じています。また、現在この地域では製造業はそのポテンシャルの40%を下回るほどの状態になく、製造業界のさらなる成長により、より大きな好影響が得られるのではないかとも。そして、それに伴い雇用機会も増えることが期待されています。調べによると約200万の雇用機会の創出が可能になるとか。しかし、いい面だけでなく、これにより、ケニア、ウガンダ、エチオピア、タンザニア、ルワンダの関税による合計税収はこれまでよりも2億4800万ドル(約248億円)も減少するようです。
今後も様々なAfCFTAの施行によって見込まれる影響などを皆さんと共有していきたいと思います。
記事6:『Ding CTO celebrates African females working in technology』
記事リンク:
内容と背景:
3月8日の国際女性デー前後に女性のテクノロジー業界、企業家としての活躍、女性を取り巻く環境での現状や、今後の課題などを取り扱った記事がたくさんありましたので、今回はその中からいくつかご紹介させてください。
アイルランドの会社で世界規模で携帯電話の料金のトップアップサービスを提供し、アフリカでは南アフリカのケープタウンに事務所を構えている。そんな会社のグローバルCTOを務めるBarbara McCarthyさんはこの国際女性デーに向けてインタビューに応え、テクノロジー業界で働くアフリカの女性は称賛されるべきと話しつつ、まだまだ多くの取り組みが必要とも話した。自らの経験と重ね、また今世界が取り組んでいるSDGsの目標と重ね、比較しつつ、「教育」と「ロールモデルの存在」の重要性について言及し、教育に関しては、この分野での女性の教育(高等教育を受けている学生の割合のうち女性は35%しか占めていないこと、そのうち3%しかテクノロジー分野に進むこと)、そして、ロールモデルの存在に関しては、刺激を与える人の存在(自らの幼少期にペルーに住む宣教師だった親族から多くの話を聞き刺激を受けていたことと世界的に活躍する女性を表彰する機会が増えたり、女性起業家の活躍の場となるコンペティションなどが多くなってきていること)の視点から今後女性のテクノロジー分野でのさらなる活躍の必要性を語りました。
この分野での女性の活躍や、それによってもたらされている、あるいはもたらされる影響などを取り扱ったいくつかの記事を集めましたので、お時間のあるときにどうぞお楽しみください。
関連記事:
- 「How the digital networking platform will empower women in business」 – Link
- 「How female-led tech business are transforming Africa」 – Link
- 「How to empower women entrepreneurs to grow Africa」 – Link
- 「“The web is not working for women and girls,” – Tim Berners-Lee」 – Link
- 「EWB Canada announces launch of $24m Hummingbird Impact venture fund」 – Link
記事7:『Diving Into Three of Africa’s Emerging Fintech Economies』
記事リンク:
https://cointelegraph.com/news/diving-into-three-of-africas-emerging-fintech-economies
内容と背景:
少子高齢化が進む先進国とは対照的に、2030年前後から本格的に人口ボーナス期(人口に対する労働力が豊富な状態)を迎えると言われているアフリカ。こちらでは、長期的な視点からその市場が有望視されているアフリカにおいて、近年台頭してきているフィンテック産業の動向について詳しく解説している記事をご紹介します。
記事ではすでにフィンテックが浸透している国としてナイジェリア、それに次いで台頭してきている新たな市場としてケニア、エチオピア、ガーナの3カ国を挙げており、この3カ国に関してそれぞれで見られる事例、政府の規制対応、また地方分権化の動きが与える影響の3点からフィンテックの動向について解説しています。
一概にフィンテックと言っても、国によって金融インフラの発展度合いや政府による規制が異なるためその特徴は様々です。この記事のように国ごとにその発展度合いを比べてみるのも面白いですね。
関連記事:
- 「Fintech regulation in Nigeria is complicated」 – Link
記事8:『Africa: How Blockchain Technology Will Revolutionize Africa’s Education Sector』
記事リンク:
https://allafrica.com/stories/202003090854.html
内容と背景:
続いてアフリカのテクノロジー分野に関する記事をご紹介します。こちらの記事ではアフリカでの教育に対するブロックチェーンの可能性について述べられています。人口の多くを若者が占めるアフリカでは特に社会と経済の発展にとって欠かせない教育。しかしユニセフによる2018年の統計によると世界全体では90%以上の子供が小学校に入学しているにも関わらず、サハラ以南のアフリカ諸国ではその割合はわずか79%であったとのこと。
記事では政府の積極的なブロックチェーンの活用による幼少期からの若者の教育の追跡をすることで、彼らの教育のレベルなどを、進級・進学の機会にモニタリングし、彼らの成長をモニタリングしより良い成長を促すことができるとし、実際にそれを実現しているケニアで開発された学校に通う子供が自宅や学校に到着したことを知らせるアラームを親に知らせすシステムを例に挙げています。
アフリカの社会的、そして経済的に持続可能な発展のためには教育セクターの発展が不可欠と言える中、今後ブロックチェーンをはじめとする各種テクノロジーの活用が期待されますね。
記事9:『The Better Africa Report: Five Out Of Every Ten Startups Failed In Africa In The Last Ten Years』
記事リンク:
https://weetracker.com/2020/03/12/the-better-africa-report-startups-failed-in-africa/
内容と背景:
こちらではアフリカで台頭する新興企業の動向について面白い視点から分析している記事をご紹介します。2019年にはVCにて13億4,000万ドルもの投資額を獲得したアフリカの新興企業市場。投資エコシステムの成長とともにその伸びに関するデータの情報プロバイダーも増えてきている中、こちらの記事では逆の視点から新興企業らの失敗率とパフォーマンス指標に着目しその動向を分析しています。
記事では国、産業、ビジネスの段階、及びその他の主要なパラメーターごとのアフリカの新興企業の閉鎖率を俯瞰的に示したレポートを紹介しています。驚くことに2010年から2018年の閉鎖率は54.2%と米国や中国、またインドと比較してもはるかに低い数字がでたとのこと。さらに国ごとにみると閉鎖率が高い順にエチオピア(75%)、ルワンダ(75%)、そしてガーナ(73.91%)が挙げられると述べられています。また、閉鎖率に関しても、単に最終的な閉鎖時期だけでなく、その閉鎖のタイミングや、投資を受けた後の閉鎖率など様々なデータから「アフリカのスタートアップの成功・失敗」を紐解いています。
レポートでは上記調査だけでなくアフリカでビジネスを行う9名のリーダーとの対話を通じて、市場ニーズ分析、外部資金調達、人材獲得、収益創出など、他の多くのトピックについても掘り下げられています。レポートは記事からダウンロードできるようになっていますので、アフリカでのビジネスをお考えの方はぜひご一読ください。
関連記事ではこれらのレポートの正確性などを議題としている記事も紹介していますので、ご興味のある方はぜひ!
関連記事:
- 「Did African startups raise $496M, $1B or $2B in 2019?」 – Link
- 「Dakar Network Angels begins startup investments in francophone Africa」 – Link
記事10:『Top 10 African Countries to Invest in 2020』
記事リンク:
https://www.investorsglobe.com/news/africa/top-10-african-countries-to-invest-in-2020
内容と背景:
こちらは2019年12月と少し古い記事ですが、アフリカを中心に金融サービスを提供するRMB(Rand Merchant Bank)社が毎年発表しているアフリカでの有望な投資先ランキングの最新版となっていますのでとり挙げさせていただきます。記事の冒頭では、トップ10には入っていないもののギニアとモザンビークの投資先としての成長が著しい一方、特にタンザニアとエチオピアがその成長を鈍化させたと述べられています。
ランキングを上位から見ていくと、エジプトに続いてモロッコ、そして南アフリカがランクインしています。記事によるとエジプトはその洗練されたビジネスセクターによる市場潜在力、南アフリカはその安定した金融市場故に上位に挙がっているとのこと。そしてモロッコは西アフリカ諸国の経済共同体(ECOWAS)の新しいメンバーとしてアラブの春以降投資の可能性を大幅に高めてきているとのこと。一方でアフリカ第2の人口規模を誇るエチオピアが8位となった理由については国による外国の所有権への制約が投資を呼び込む上で依然障壁となっている為と述べられています。
アフリカ市場への投資はそのポテンシャル故に今後さらに増加すると予想されます。来年度のランキングもぜひチェックしたいものですね。
記事11:『Looking To Move? These African Countries Have The Highest Paying Jobs』
記事リンク:
https://weetracker.com/2020/03/13/african-countries-highest-paying-jobs/
内容と背景:
こちらでも興味深い視点からアフリカ諸国を順位付けしている記事をご紹介します。アフリカは投資先として、あるいはボランティア先と捉えられることが多いのですが、実は良い給料をもらうことの期待できる都市や国も最近は少なくなく、アフリカでの人や物の移動の自由化が進む中で、アフリカの若者の国境を超えた仕事探しも増えています。そんなかで今回の記事は「どこの国で良い給料がもらえるのか?」という違った角度から書かれていいます。
人口増加を背景に経済成長を続けるアフリカでは記事によると2000年から2014年の間に年率1.8%未満で雇用が拡大しているとのこと。しかしこの数値は年率3%近くの伸びを見せる労働力を依然として下回っており、生計手段を求める人々は多くいると予想されます。そこで記事ではNumbeoのレポートをはじめとする様々なデータを元に、高い報酬が得られかつ生活費が適度に低いアフリカ諸国を1位から8位まで順位付けしています。
驚くことにアフリカの中では既に経済成長を遂げている国の代表として挙げられる、エジプトやナイジェリア、ケニアはランキングに入っておらず、1位がアルジェリア、次いでザンビア、南アフリカとなっています。アルジェリアはカダフィ政権による政治の混乱があった事で有名ですが、豊富な資源に支えられた大きな経済規模を誇っているとのこと。
もちろん生計手段を求める現地の人々の雇用問題に関しては、まず教育や雇用制度の整備など根本的な問題の解決が不可欠であると考えられます。ただ、アフリカ大陸に移住するとなった場合には興味深い記事なのではないでしょうか。ご参考までにぜひお読みください。
記事12:『Rwanda traders count losses after ban on single-use plastics』
記事リンク:
内容と背景:
こちらは環境問題への取り組みの一環としてルワンダとその周辺諸国のとるプラスチック規制に関して解説している記事のご紹介です。ルワンダでは2008年にプラスチック袋の国内製造、輸入、使用を禁止する法律が既に施行されており、記事ではそれに続いて2018年にその対象をプラスチックプレート、カップなどの各種使い捨てプラスチック製品にまで広げた法律をとり挙げています。これらの製品の輸入や製造を行った場合、10,000ドルの罰金が課されるとのこと。さらにこの法律ですが、一部代替品がない為対象から免除されている製品もあるようです。
記事ではルワンダでビジネスを展開するKamwe foods社 やQuxdelices社のCEOのコメントを通して、現状としてプラスチックに代わる素材がない事が中小メーカーのビジネス展開において妨げになってしまっていると解説しています。さらに民間セクターと政府によるプラスチック製品のリサイクルシステム確立に向けた取り組みも紹介されています。
ゴミ処理場など各種インフラが整っておらず、ゴミの再利用もまだ浸透していないからこそ使用の制限を設け対策をとっているアフリカ諸国。「脱プラスチック先進国」となれるのか、今後の動向が気になるところですし、引き続き注目していきたいですね。
また、この分野でもビジネスチャンスがあるのではないでしょうか?この分野での技術やノウハウをお持ちの企業の皆さん、ぜひ一度検討してみては?
関連記事:
- 「This startup has supplied over 12 million paper bags to businesses across Africa」 – Link
記事13:『Why African tech startups are increasingly domiciling overseas』
記事リンク:
https://disrupt-africa.com/2020/03/why-african-tech-startups-are-increasingly-domiciling-overseas/
内容と背景:
こちらの記事ではアフリカのテック系スタートアップ企業が自国ではなく海外へと拠点を設ける理由について述べられています。
記事ではアフリカ国外に拠点を置く新興企業の約70%が米国のデラウェア州を選択しているとし、フィンテック系のスタートアップであるAndelaとFlutterwaveの共同創設者であるIyinoluwa Aboyeji氏のコメントを通してその理由をプッシュ要因とプル要因の2つの側面から解説しています。まずプル要因としてアメリカのもつ巨大な資本プール、プッシュ要因としてアフリカの資本プールの小ささと各種規制による海外への金銭取引の困難さを挙げています。
これらの理由でVCの調達など投資を呼び込みたい際には米国のデラウェア州が拠点として有望であると述べられていますが、後半ではデラウェア州の他にもイギリスやシンガポールを拠点にビジネス展開を行う企業の例も紹介されています。
ビジネス拠点を考える際は資金調達の必要の有無やニーズがどこにあるのかが重要となってきます。アフリカにかかわらず海外でのビジネス展開にご関心のある方はぜひお読みください。
関連記事:
- 「Egyptian technical recruitment startup Talents Arena targets expansion in Africa」 – Link
記事14:『New report looks at African innovation』
記事リンク:
https://www.fin24.com/Entrepreneurs/News/new-report-looks-at-african-innovation-20200311
内容と背景:
「アフリカのイノベーションやスタートアップに関しての良さそうな話はたくさん聞くけど、実際どうなの?」「どこでうまくいっている話も、そうでない話も情報が得られるの?」というあなた!今回はそんな情報が得られる(もちろん全部ではありませんが)レポートをご紹介します。
アフリカの若い起業家の集まりで、アフリカの発展を一緒に一層高めることを目的に設立されたHarambe Entrepreneur Allianceが出した今回のレポートではアフリカ各国のイノベーションエコシステムを調べ、マッピングしただけでなく、いくつかの分野にカテゴライズし、それぞれのエコシステムの持つ特徴や課題などをデータ化しています。また、通信、教育、ロジスティックとモビリティ、ファイナンス、ヘルスケア、そして農業の分野それぞれに関してもそれぞれの分野の市場の大きさ、現状、そしてそれぞれん分野におけるイノベーションエコシステムに関しても調査するなど、幅広い知見が得られるレポートです。
お時間のあるときにぜひ!
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