皆さん、こんばんは。
水曜日はテクノロジー、イノベーションそしてスタートアップ界隈の話題を取り扱ってきました。
先週までは、スタートアップ企業を取り巻く投資に関しての記事をご紹介してきました。
これから少しこの議題に焦点を当ててみたいと思います。
初回の今回は、技術・産業革命を促しているのがどちらかという疑問を提起している記事を取り扱っていきます。
これから少しこのシリーズを取り扱っていこうと思います。そうすることで、違った視点に目を向け、少しずつテクノロジー、イノベーション、そしてスタートアップ界隈のエコシステムの理解に活用できればと思います。
どうぞお楽しみください!
テクノロジーの成長スピードが産業革命を形作っている!政策ではない!
英題:『The pace of technology shapes the industrial revolution, not policy』
内容と背景:
政策を作る側からみることの初回は、この記事から。この分野を前に進めているのが「政策」なのか、「テクノロジー」なのかという議論を展開する記事をお届けします。
記事では、第4次産業革命をよりよくアフリカで迎える、うまく現在の状況から、そしてその後の第5次産業革命へと移行していくのかについての議論を中心に進めています。また例として、南アフリカを出しています。南アフリカでは、この移行をスムーズに進めるため、第4次産業革命と国の発展をコーディネートし、アクションプランなどを作る専門委員会を大統領が設立したことに触れています。この委員会が今月はじめに大統領宛に彼らの調査結果や提案を提出したようなのですが、どうやら筆者は懐疑的な様子なのです。
第4次産業革命が、「イノベーション」と「敏捷さ」にあるとする筆者は、これまでそれらを兼ね備えた政策担当に出会ったことがないとしています。そこで、これらを備えた「才能」の活用こそが、現在の状況から、第4次産業革命、第5次産業革命への移行を容易にするとしています。その才能の集まるところとして、南アフリカからは、Silicon Cape Initiative、そしてナイジェリアからはEko Initiative Centreなどのように、すでにテクノロジーやイノベーション、スタートアップ界隈の強化に取り組んでいるイニシアチブに集まる才能の活用が必要だとしています。
実際、こちらの面白記事でも少し話題に上がることのあったこの議論は、結構今熱い議論の一つで、テクノロジーやイノベーションと毎日向かい合っている側からは、政策を担当する側が流れに乗れていないとか、なかなかミーティングの機会がもらえないと言えば、政策担当側では、そういった意見を取り入れているワーキンググループなどの機会を作れど、なかなか参加してくれない、といった議論が怒ったりしています。
まだまだ、環境の改善が必要なだけに、この議論は終わりそうにないのではないかと思っています。
引き続き、動きを追っていきたいお題の一つです。
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