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アフリカ・ルワンダ オフショア開発 / 進出支援コンサルティング
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皆さん、こんばんは!

今週はエンタメ週間としてアフリカのエンタメがらみの記事をお届けしています。

今日は少し歴史的な視点からこのトピックを語っている記事をお届けします。

「オレンジ経済」として注目されるこの業界の今後が楽しみなものです。

お楽しみください!

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Chadwick Bosemanと国際的な力関係とアフロ=フューチャリズムの限界

英題:『Chadwick Boseman and the Global Power and Limits of Afrofuturism』

記事リンク:https://thewire.in/culture/wakanda-chadwick-boseman-marvel-africanamerican

内容と背景:

Afrofuturismという言葉をご存知でしょうか?日本語ではアフリカ未来主義と言われ、「技術とアフリカ/アフリカ系アメリカ人の文化の発展交差点を探る文化的、美的、科学哲学、歴史の哲学」というもののようです。アフリカのエンターテイメントを見た時には、それと、世界中に広がるアフリカ系コミュニティーは切り離せないようで、今回の記事では、癌のため先日亡くなられた映画ブラックパンサーで主役を演じたChadwick Boseman氏や歌手のビヨンセ、文学作家など他のアフリカ系で同業界で活躍する人たちや、この分野でのアフリカ系への一般的な印象などを書いています。歴史的な点も触れられており、面白い読み物になるのではないでしょうか?

さて、記事は、18世紀後半を生きたドイツの哲学者Georg Hegel氏のアメリカとアフリカを対照的に表現した言葉から始まっている。アメリカに対しては、「未来の土地」とする一方、アフリカは「幼稚な大陸」としており、同時に様々な表現から見えるアフリカに対する世界の印象を説明している。そして、1900年代に入り、アメリカでの新たなアフリカ系アメリカ人を取り巻く環境の変化とエンターテイメントに影響を与えていったことに触れるとともに、最近のことでは冒頭にも話しましたようにブラックパンサーやビヨンセの新しいアルバムなどを使ってアフリカ系のエンタメ分野における存在や表現しようとしているメッセージに触れている。

また、関連記事にあげているForbesの記事では、少しアフリカのエンターテイメントに関するデータも共有されており、アフリカのエンタメ業界への投資やGDPへの貢献の低さ、そして、同業界での人材不足に取り組んでいるImpact Fund For African Creatives(IFFAC)の創立者へのインタビューなどから、今アフリカで起きているエンタメ業界の成長を見ている。こちらも合わせて読んで見てください。

そもそもの経済成長を実現していく上であまり日が当たることのない芸術。多くの才能がアフリカで埋もれているだけでなく、第一弾でも出てきたようにアフリカ以外のところに活躍の機会を求めて流出してしまう様は少し悲しさを覚えさせるが、同時にそれらをなんとかしようとする動きが起きていること、そして世界のエンタメ業界が様々な意味でアフリカのエンタメに注目している様は今後も追う価値がありそうです。

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関連記事:

  1. 「アフリカ人俳優、アメリカ映画界へ移籍《アフリカエンタメウィーク第一弾》【面白記事 Vol. 128: 2020年9月7日配信】」Link
  2. 「Netflixが新たにナイジェリアの映画制作セクターに進出!《アフリカエンタメウィーク第二弾》【面白記事 Vol. 129: 2020年9月8日配信】」Link
  3. 「1億ユーロを投資する、アフリカ「オレンジ経済」とは」Link
  4. 「アフリカ未来主義」Link

*この記事は弊社が主体となって運営する、日本・ルワンダビジネスコミュニティ(https://www.japan-rwanda.biz)に投稿した記事と同様の内容となります。