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アフリカ・ルワンダ オフショア開発 / 進出支援コンサルティング
アフリカ・ルワンダ オフショア開発 / 進出支援コンサルティング

みなさま、こんばんは!

さて、本日はアフリカ大陸におけるロジスティクスおよびサプライチェーンに関する最新の話題をお届けいたします。

まず1つ目の記事ではルワンダで新たに国内3拠点目となるドローン配送センターが建設される予定であり、この度建設に向けたファンドの募集を国が開始したというニュース、2つ目の記事ではドイツの国際輸送物流会社DHLの子会社であるSaloodo!がAfricaPLCと覚書に署名したというニュースをご紹介しています。

明日もお楽しみに!

**********

記事1:「ルワンダ政府が新たなドローン配送センターの建設プロジェクトへのファンド募集開始」

『Rwanda seeks investors for Huye-based drone facility』

記事リンク:

https://www.newtimes.co.rw/news/rwanda-seeks-investors-huye-based-drone-facility

内容と背景:

本日はまずドローン産業に関するルワンダからの最新ニュースをお伝えいたします。

これまで面白記事でもたびたび扱ってきたルワンダのドローン産業ですが、この度現在運用されている国内2カ所のドローン配送センターに加え、南部州のフイエ地区に国内3拠点目となる新たな配送センターを国が建設する方針であり、ICTイノベーション省は建設開始に向けたファンドの募集を開始したようです。

この新たな配送センターの建設プロジェクトは今年初めに国により発表されており、その建設費用は現段階で6.2億Rwfと見積もられています。今年2月ごろから設計フェーズに入った同プロジェクトは今年度の建設開始が予定されていましたが、資金不足が原因でその開始が遅れ、この度国がファンドの募集を開始した形のようです。

建設完了後には500人もの研修生を収容できると予想されている新たな配送センターは、ドローンの製造、飛行テスト、運用トレーニングを通じたドローンの安全な着陸を可能にするだけでなく、医療クリニックや郵便局、またeコマースの取引ハブやロボット工学のトレーニングスペースをも兼ねるようであり、地域の重要なロジスティクスおよびコミュニティハブとなりそうです。

ルワンダICTイノベーション省のPaula Ingabire氏は今年2月にドローン技術がこれまで国に与えてきた好影響を鑑み、ドローン技術が複数の経済セクターにおいてインパクトを与える可能性があると強く確信していると述べ、新たなドローン配送センター建設の必要性を主張しています。

現在国内のドローン産業において計75,000回以上ものフライトを実施してきた主要プレイヤーであるCharis UASとZiplineは未だ同プロジェクトに強い関心を示してはいないようですが、今後2社の全面的な協力を取り付けファンドの収集に成功することが同プロジェクト成功の鍵となりそうです。

同プロジェクトが成功し国内のドローン産業がさらに発展することでルワンダが東アフリカ地域のテクノロジーハブに近くことができるのか、今後の動向に注目したいところです。

関連記事にはルワンダのみならずアフリカ大陸でのドローン産業に関して扱った過去の面白記事を集めましたので、ご関心のある方は是非ご覧ください。

関連記事:

  1. 「Govt to set up drones operation centre」Link
  2. 「面白記事 v.25(投稿:2020年4月29日)記事1」Link
  3. 「面白記事 v.32(投稿:2020年5月8日)」Link
  4. 「面白記事 v.34(投稿:2020年5月12日) 記事2」Link
  5. 「面白記事 v.36(投稿:2020年5月14日) 記事3」Link
  6. 「面白記事 v.51(投稿:2020年6月4日) 記事1」Link
  7. 「面白記事 v.84(投稿:2020年7月14日)」Link

記事2:「DHLの子会社Saloodo!がAfricaPLCと覚書に署名」

『DHL’s Saloodo! signs MoU with AfricaPLC 』

記事リンク:

https://www.engineeringnews.co.za/article/dhls-saloodo-signs-mou-with-africaplc-2020-08-14

内容と背景:

続いてもロジスティクス分野から最新のニュースをお届けいたします。

ドイツの国際輸送物流会社DHLの子会社であるSaloodo!がこの度AfricaPLCと覚書に署名し、アフリカ大陸にてデジタル貨物輸送ソリューションを提供する最初の物流プロバイダーとなりました。

Saloodo!はヨーロッパ、アジア、アフリカ、南米にて荷送人と輸送業者をオンデマンドで接続させる単一のデジタル貨物プラットフォームを運営するDHLの子会社です。一方AfricaPLCは、アフリカにおけるインフラ、プライベートエクイティ、テクノロジー投資の機会を精査および促進する機関投資プラットフォームAfrica Investor(Ai)が管理する産業用eコマース取引市場とフィンテックプラットフォームです。

今回の両者による新たなパートナーシップは、貿易機会や信頼できるパートナー探し、また貿易金融や信頼性の高い物流ソリューションへのアクセスといったアフリカ大陸にてビジネスの拡大を目指す企業が直面する複数の障壁へアプローチを行う形となります。

Saloodo!の中東アフリカ地域CEOであるTobias Maier氏は、AfricaPLCとのパートナーシップにより運送業者や輸送業者にコスト、ルート、貨物、輸送時間を最適化するためのシンプルで信頼性の高いインターフェイスを提供するデジタルプラットフォームサービスを今後アフリカ大陸で運用できるようになると強い期待を示すコメントを残しています。

また、AfricaPLCの議長であるHubert Danso氏もSalodoo!と提携することにより自社の中小企業(以下:SME)や公共セクターおよび貿易金融の顧客が出荷プロセスにおいて完全な透明性を得ることができるようになるだけでなく、さらにビジネスを拡大させるためのリソースを投入でき、予算とサプライチェーンネットワークを効率的に管理できるようになると前向きなコメントを残しています。

アフリカ大陸自由貿易圏(AfCFTA)やグローバル化の進むeトレードエコシステムにおいてSMEをはじめあらゆる組織の成長支援に取り組むAfricaPLCと、昨年南アフリカ市場に参入して以来大陸全体へとデジタル物流サービスの提供を拡大してきたSalodoo!の今回のパートナーシップ提携は、大陸内のデジタル物流ソリューションを最適化させるという観点で面白記事でもたびたびその重要性に関して扱ってきたアフリカ大陸内での貿易を促進させる動きと言えます。

世界銀行もアフリカが貧困や飢餓などの課題を根絶するための最良の手段の一つとしてアフリカ大陸内での貿易促進を挙げているだけに、その土台となる物流分野へアプローチする今回のような動きは今後も注目を浴びそうです。

関連記事にはアフリカ大陸のロジスティクス市場やeコマース市場の将来性に関して扱った過去の投稿を載せましたのでご関心のある方はぜひお読みください。

関連記事:

  1. 「面白記事 v.66(投稿:2020年6月23日) 記事1」Link
  2. 「面白記事 v.29(投稿:2020年5月5日)記事3」Link
  3. 「面白記事 v.14(投稿:2020年3月16日)記事10」Link


*この記事は弊社が主体となって運営する、日本・ルワンダビジネスコミュニティ(https://www.japan-rwanda.biz)に投稿した記事と同様の内容となります。